我が家に愛犬を迎えるために、最初に揃えた道具を紹介します。
ハウス
まず必要なのは、おうち（House）です。ワンちゃんが、落ち着いて休む場所を確保するのと、部屋の中を勝手に動き回って、悪さをしないようにする意味合いがあります。
はじめは以前飼っていたダックスが、赤ちゃんの時に使っていたケージに入れていたのですが、ベッドとトイレを入れただけで満杯で、4か月のシュナウザーにはなんか窮屈そうなので、新しいものを探すことにしました。
いろいろペットショップを見て回ったのですが、様々なタイプのケージが並んでいます。トイレが別室になっていて、トイレの躾けがし易いもの、ワンコの成長に合わせて、広さを変えられるものなど、いろいろと工夫を凝らしたものがあります。
ただそういうものは、どれも2万円後半から3万円台と、結構いいお値段がします。そこでどうしたもんか、悩んでいたところ、近くのホームセンターでいいものを見つけました。
「ホーマック」のプライベートブランドのものですが、120×66.5×55.5cmとかなり広さに余裕があるうえに、横の桟が木製になっていて、見た目もそれなりにしっかりしています。お値段も￥9,980と、かなりお値打ちなので、これを買って帰ることにしました。
ちなみに、ここまでのサイズがいらない場合には、97.5×66.5×55.5cmで￥7,980のものもあります。
組立も、8か所の連結部にプラ製のピンを差し込むだけで、とても簡単にできました。分解する時は、ピンの先を指先でつまみながら、簡単に引き抜くことができます。
これなら、ベッドとトイレを入れても余裕です。扉も引き戸なので、開け閉めをスムーズに行うことができ、扉を開けた時にも邪魔になりません。また天井が無いので、トイレシートの交換や、うんちの後始末など、いちいちワンコを外に出さずに、簡単に処理することができます。
ただし、高さが55センチとちょっと低めなので、そのうち飛び越すのではないかと思っていますが、その時はまた考えます。
「ホーマック」のPB商品なので、どこにでも売っているわけではないですが、なかなかお勧めの商品だと思います。
トイレ
家が決まったら、次に必要なのが、先ほどから話に出ているトイレです。昔のトイレは、シートを4隅に差し込んで固定するタイプのものでしたが、最近のものは、プラスチックの底板と、表面のメッシュ板の間に、シートを挟み込むタイプが主流のようです。
昔のものは、ワンコがシートをすぐに引きちぎって、紙は食べるわ、トイレとしての用をなさないわ、それはもう一苦労でした。それが今のものは、そういう悩みから、一切解放されます。ほんとに時代は進歩していますね。
このタイプのものはいくつかあり、特にどの商品がというのはありませんが、うちの場合は、少しでも慣れている、ペットショップで使っていたものと、同じ商品を買いました。
これだと、シートがおしっこで濡れても、直接足に触れることが無いので、清潔です。シートの交換も、側面のフックを外すだけなので、それほど手間がかかりません。
ワンちゃんをハウスから出した時には、トイレも外に出してあげると、ちゃんとそこにします。トイレの躾にも、とても良さそうです。
水飲み
もうひとつ重要なアイテムが水やりです。はじめはペットショップでも使っていた、このようなタイプのものを買って、取り付けました。水を入れたペットボトルを、アタッチメントに取り付けて、柵に固定した台座にはめ込むものです。
前のダックスのときは、このタイプのものが苦手で、上手に飲むことができなかったので、お皿に水を汲んで与えていました。ところがこれも、すぐにいたずらして、ひっくり返して、あたりは水浸しということが、しょっちゅうあったので、今回は何とかこれに慣れてもらおうと思っていました。
今回のシュナウザーは、期待通り、これで上手に飲んでくれていたのですが、先っぽをペロペロ舐めているときに、水がチョロチョロ出てくるだけなので、水の減りが少なく、水分不足が気になっていました。
そこでいろいろ調べてみたところ、このようなものを見つけました。アタッチメントを柵につけた台座にはめ込むのは同じなのですが、アタッチメントにお皿を差し込める構造になっていて、そのお皿には、ペットボトルからの水が、常に一定量補充されます。また、お皿は柵に固定されるので、ひっくり返して水浸しになることも、もちろんありません。
これに替えた途端、うちのワンコはぺちゃぺちゃ、たくさん水を飲んでいました。やはり今までのものでは、水が足りなかったのだと思います。とくに硬いドッグフードだけの場合には、多めに水を飲ませた方がいいそうです。
以上が、ハウスを中心に、まずは揃えたい3点セットになりますが、これ以外に、ベッドとおもちゃも必要です。ただ、これらは噛んだりして、すぐにボロボロになってしまうので、消耗品のつもりで、安くて自分が気に入ったものを揃えればいいと思います。どんなものでも、きっと気に入ってくれますよ。